もう何年にもなるが、友人が台湾で働いている。
設備の保守管理のために派遣され、向こうでアパートを借りて暮らしているらしい。
日本で作った生産設備を外国(アジアは有力な市場だ)へ設置し、稼働させる。
あまりに単純で素朴な疑問だが、この機械を外国に売らなければ日本で製品を作れる。
そうすれば日本中で新規設備がフル回転し、失業も少ないだろうし、景気も悪くない筈だ。
(そこがそうならないのは、何か訳があるのだろう)
彼は月に一度くらい日本へ帰ってくる。 家族にはそのときしか会えない。
彼から土産を貰うこともある。 我が家の「食」の研究のためか、食品系が多い。
さて、アジアンな食品には手強そうなものもある・・・。
前回の頂き物も、よく分からない缶詰だったが、いかにも「それらしい味」だった。
今回はラベルが読める。 有名な「臭豆腐」だ。(チョウドウフ/シュウドウフ)
世の中で臭いものと言えば「シュールストレミング」がその名を轟かす。
アジアの「ドリアン」、「臭豆腐」も強力そうだ。「くさや」も日本代表か。
写真の通り、この臭豆腐は台湾系のものだ、秘密の液につけて油で揚げ、さらに辛い味を
付けているのではないかと思う。 保存は百天、つまり100日。 あまり余裕はない。
今度の日曜日、夕方から月見を兼ねて「ガーデンパーティー」を計画しているが、
ドルチェな茶会を予定している。
これはあまりに方向性が違うと言える、「調味料」として使えるか、検討してみるが、
出番は無いかもしれない。
台湾麒麟麦酒