大雨が降ったのに、アミは朝の4時前に家から出たまま。
出歩ける天気ではないので、玄関脇の自分の別荘(?)でうずくまっている。
空腹になれば、家に入れてくれと言う、予定。
写真はアミのご飯。 彼女は偏食、殆どドライフードしか食べない。
先日、ヤキトリのレバーを少し食べた。焼いてタレで味付けしたもの。
でも、そんなのは例外。 イカの一夜干しの匂いに反応したことがあったが、
こっちが驚いたくらい、珍しい出来事だった。 人間の食卓にも興味がない。
前にも書いたが、経験すべき社会化期を過ごしていないようなので、人に慣れるのが
努力の要ることだったようだ。 急に現れて、ニャ〜と甘えてくれたのなら、付き
合いも簡単だったが・・・。
それで、食事を与える回数を増やそうということになった。
与える度に、こちらのことを認識する筈だ、と。
結果、一回の量を極力少なく、食器にチャリリ〜ンと音をさせて入れることになった。
食べて、また欲しがれば入れる。
食べ放題なので、欲しがれば、は〜い、じゃんじゃん。は〜い、もひとつ。
椀子蕎麦の要領である。 なので、ワンコメシ。 「ニャンコのワンコメシ」。
さすがにネコは、適量をわきまえてるので、今のところ問題はない。
弊害は、食器に入れたてじゃないと食べないこと。 一旦食べ残したものは、
なかなか食べる気にならないようだ。 それでは困るので、こちらは音で対抗する。
ほんの少しを、チャリ〜ン。
落語にこんな話があった。舞台は江戸の風呂屋。
熱い湯に水を求められた風呂屋の主が、井戸から水を汲む釣瓶の音だけを聞かせ、
それで客を納得させる。 まさに、それなのだ。
夏は夏の毛になる。 これでも、ちょっとスッキリした姿。
Musik
Fly me to the moon ‐julie london‐