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先週、横浜へ行ったとき、車中でラジオを聞いていた。
J-WAVEという放送局、実は、これが放送開始して何年になるか忘れたが、当初は
すっごくカッコいい放送をしていたのだ。 それは、一瞬の輝きだった。
現在では、というか、ずいぶん昔から、他局との差異を聞き分けられない。
正式な放送が始まる前、試験放送中だったある日、2時間くらい延々いろいろな曲が
流されたが、その全ては我が家のライブラリーにあるものだった。
だからカッコいいとは言いにくいが、気が合うとは言えるだろう。
こっちは思う、「コイツら、いいセンスしてんなぁ」と。
故に、当然だが、期待は膨らんだ。 最初は面白かった。
しかし、ひとことで言えば、スポンサーが付かなければ、放送は成り立たない。
想像してみる、例えば、コマーシャルで「カローラ」を正しく発音されては、
「トヨタ」は金を出せない、ということだろうか。
でも、数人のスターが生まれた。 そのなかのひとりがカビラ家のお兄ちゃんである。
あの素晴らしい声と話芸のジョン・カビラだ。 最初の男三人衆のひとり。
(あとふたりは、ジェームズ・テンガンとクリス・ペプラー)
で、彼の番組を聞いていた。 番組の最後に流す曲を電子投票で選ぶという。
ホィットニー・ヒューストンがカバーしたふたつの曲、それぞれのオリジナル曲の
どちらが聞きたいかを問うている。 片方の曲は聞き逃した。
ここで話題にしたいのはドリー・パートンが歌ってヒットした曲を、ホィットニーが
これ以上ないほどヒットさせた曲。邦題は知らないが、彼女が主演した映画の主題歌
として有名で、映画のタイトルは「ボディガード」だった。
番組で、選択の参考に、このふたりの歌を少しずつ聞かせる。
ドリーの包み込むような優しさと、ホィットニーの強い決意のようなものを説明して
いた。 結果、ドリー・パートンの歌が最後に流れた。
そのときは、番組にばかり集中できなくて、そのままになっていたが、
この歌を取り上げる人は多い。 きょうになって、ひとり思い出した。
タイトル写真の女性を紹介しよう。 彼女の歌は去年から聞いて楽しんでいる。
名前はコニー・タルボット。 若手の新人歌手である。
Musik Connie Talbot "I Will Always Love You"
[ ご参考 ]
殆どの方が聞き覚えのあるWhitney Houston
新しい歌唱の領域が広がった、というくらいの完成度の高い演奏。
演奏シーンではないので、これが彼女のオリジナル録音だと思う
こちらが本家Dolly Parton、カントリー界の大物歌手。この音がオリジナル録音か。
とにかく、このくらいのベテランになると、歌うたびに自由自在に変化させるので、
演奏の動画でないことが、幸いかもしれない。