出張作業、なんとか形になり、一段落。
仕事の内容は守秘義務があるので、それを説明することは出来ない。
大まかに言えば、某社が開発した産業用ロボットが組み立てられた後に、
電気的な配線を施して、その機械が、感じ、考え、仕事ができるようにする。
こちらの道具立てはこんなもの。
時代は絶えず変わる。どこがどのように変わってゆくかは分からないが。
今回客先で、その機械の担当者を紹介されたとき、予想が裏切られた。
それは、若い女性だった。(既婚者らしい)
小柄だが、落ち着いて、勢いのある目をしていた。
怖いもの知らずのようにも感じられるが、ナチュラルな印象が微笑ましい。
当然、仕事は普通にこなしてゆく。
女性は、自分のポジションを確立するのがうまいな、と思うが、そんなこと
ではなく、実力で立ってるように見えた。
顔立ちに曇りがない。これは、このややこしい現代に於いて、見かけることの
少なくなったものだ。
面白い人だと思った。
絶えず、顔がお天道様を向いている。
だから、顔に光が当たって輝く。 だから、顔が白く見える。
つまり、面(おも)が白い。 面白い。
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