「熱海」と言えば、年配の方なら、絶対に気になるであろう「貫一」と「お宮」。
明治期の文豪「尾崎紅葉」が書き、未完に終わった小説「金色夜叉/コンジキヤシャ」。
ふたりの別れ話の舞台になったのが、ここ熱海の海岸である。
ここには「お宮の松」があったのだけれど、カスリーン台風などで傷んで、現在は二代目なのだそう。
初代は、幹が輪切りにされて、その面影を留めていた。
一枚目が二代目の「お宮の松」。 バス停にもその名が冠せられている。
現地には貫一とお宮の銅像がある。 近づけば、あの歌が聞こえてきた。
「熱海の海岸散歩する 貫一お宮のふたり連れ
共に歩むも今日限り 共に語るも今日限り」
さて、この歌の作曲者について調べると、
「後藤紫雲」とある。 なんだって? そ、それは・・・。
どこかに資料があるに違いない。 市の広報など。
個人的には、歴史的大発見なのだが、事の真相は如何に。
話は、あしたへと続く。