風が吹けば桶屋が儲かる、じゃなくて、遅いシャッターを切りたくなる。
それが人情ってモノだろう。 揺れてブレるものを写したい。
動かないものを一緒に撮ると、対比が生まれて動きも鮮明になる。
遅いシャッターで遊んでいると、大きな鳥がやって来た。
鳥が飛んでいれば、それを写したくなるのも人情。
反射的にファインダに収めてしまう。
一瞬、右手の人差し指が緊張する、タイミングが難しいから。
シャッターを押しそうになって、同時に思った。
この設定で鳥が撮れるわけがない。 シャッターが遅過ぎる(笑)
ということで「人情と人情の掛け合わせ」で、こんなになっちゃいました。
若い人なら、咄嗟に設定を変えられるのだろうな。
鳥が目に入ってから、頭上に来るまでには、1秒以上は余裕があった。