秋になると葉を色付かせる樹々がある。
多くの場合「紅葉」と呼ばれ、この国では大人気の自然現象となっている。
秋の葉と言うと、東京では「秋葉原」が連想されるだろう。
「秋葉大権現」が祀られているから、と聞く。
秋葉山は静岡県の浜松市、秋葉原の名は、そにある秋葉神社に由来していると思う。
「火伏の神」である。 大火のあとの東京で、防火を祈念して祀られた。
紅葉、それを言うときに「燃えるような紅葉」と。
赤い秋の葉は炎のようにも見える、それを鎮める秋葉大権現?
なんだか面白い連想。 思いは巡り、季節も巡る。
やがて、燃える紅葉も色が抜けつつ枯れ色に向う。