先日食べたご飯のこと。
仙台のチャトラさんから教えて貰った料理。
これは全国でも有名な「郷土料理」だと思う。
宮城県亘理郡「亘理町/ワタリチョウ」の「はらこ飯」。
ある種の親子丼的発想でもある。 具は「鮭の身」と「イクラ」。
イクラはロシア語だけれど、日本でも充分に通用する言葉。
鮭の卵を意味している。 それを、この場合「ハラコ」と呼ぶのだろう。
故に、身と卵は、親子の関係とも言える。
亘理町の「はらこめし」は鮭の出汁でご飯を炊くらしい。
つまり、白いご飯に具を乗せたものではないという事。
仕上げは、鮭の身を入れ炊きあがった飯の上に、イクラを添える。
ということで、大事な飯は我が家の家宝である土鍋で炊くのが、我が家の家法。
伊賀焼き土楽窯、一尺モノの黒鍋が用意された。