もちろん、三脚も使う。
カメラの一番の友だちは「三脚/Tripod/トライポッド」だと思う。 写真の本質を突いた周辺機器。 「写真術」の本質と言った方が良いかもしれない。
比較的簡単な機械だと思うけれど、メーカーとして聞く名前は少ない。
アメリカならクイックセット/Quick-set
イギリスならベンボー/Benbo
フランスならジッツォ/Gitzo
ドイツならリンホフ/Linhof
イタリアならマンフロット/Manfrotto
だいたいこのような事情だったけれど、それはそれ、色々と変化してゆく。
もちろん、日本製も大変優秀なモノが多い。
このメンバーを見ると、第二次世界大戦を思い出させる。
悪の枢軸として名高い日独伊と、正義の味方の国連軍である米英仏。
三脚の仲間には一脚と二脚がある。 一脚の機動性は捨て難い。
二脚は銃架としてよく知られる。
では、再び「夜会」へ
三脚の一番の友だちは「雲台/うんだい」。
不思議な名前だと思う、大事なものを乗せる台ということだろうか。
一番高いところに付けるから「雲」? 動くイメージもある。
三脚を「蜘蛛」に見立てた蜘蛛台が印象がよろしくないからと同じ音の雲に変えた?
では、なぜ「ウンダイ」なのか・・・?
そしてもう一説は、動かせる架台としての「運台」。 これも雲に変わる理由は?
三脚関係の話なので、三説紹介。