きょうも食べ物の話。
どの資料を見ても、同じ値が出ているので間違いないだろう。
昭和30年代にピークを迎えた「米」の消費量は、現在では半分以下になっている。
購入額も「米」より「パン」の方が上回るという。(何を計算したものか知らない)
食べものが多様化するのは、良いことだと思う。 お米は大事で、有力な野菜ではあるけれど、主食という意味では群を抜く存在ではない。
「米を喰え」と言う人もいる。 そうすれば、我が国の食料自給率も上がり、安心だとか安全だとか、囃し立てる。
不思議なことに、あれほど日本人の夢として語り続けられた「白いご飯を腹いっぱい食べる」という夢は達成され、叶った夢の虚しさか、わたしたちはその夢を捨てた。
理由は沢山あるのだろう、でも、わたしたちはそれを捨てた。 米の消費量は毎年のように減り続けているという。
日本の食料自給率は、どうなのだろう。 低いと言う人もいれば、これでも充分高いと言う人もいる。 そもそも何をどう計算しているのか、それが分からない。
分からないわたしたちに、言う資格はないだろうけれど、直感的には、世界有数の自給率を保った国だと思う。 もちろん、反対の意見もあるだろう。 でも、根拠を説明できる人を知らない。 こちらも勘だけ。
米は「収穫の季節」を迎えている。
先日紹介した「ごま」、茶色になっているものがあった。