線路の脇には柵がある。 それを越えて中に入ることは許されない。
何人も立ち入らないことを前提に、電車は走る。
その柵の外側は、やや曖昧な雰囲気を感じる。
線路のある区画は鉄道会社が管理しているだろうけれど、それが個人の顔を連想させないからか、周囲はルーズな使い方になっていることもある。
柵に沿って、植物が植えられているのを見かけないだろうか。
沿線の人々の楽しみだろうし、もちろん車窓からもそれらは見える。
「公」と「私」が穏やかに接するのは気持ちが良い。
人の気持ちを越えて、植物が暴走しているところもあるけれど・・・。
柵には枕木で作られたものがあったように記憶している。
この地域の八高線の鉄道柵は、一番チープなタイプかもしれない。
なんだか、乗り越えられそうな(笑)
先週の散歩写真より。