柿は基本的に「渋柿」。 日本最初の甘柿「禅寺丸」は何度も紹介している。
わたしたちは普段「甘柿」だけを食べているわけではない。 甘くした渋柿を食べていることも多い。 甘くするということは、ひとつには「渋を抜く」ということ。 これを「脱渋/ダツジュウ」と言うらしい。 実際の方法はいくつかある。
もうひとつの方法は、「干し柿」だろう。 渋が抜けたり、変質分解するのではなく、それが隠されるということらしい。 (タンニンの渋は食べているわけだ)
運良く(笑)、渋柿が手に入ったら、自分でそれらが楽しめる。
1枚目 「夜の干し柿」(なかなかこんなものは撮影できないでしょ?)
大きな軒なんて無い。 だから、カーポートの屋根の下で干している。 まだ気温が高過ぎて、寒風に吹かれていないところが心配。 柿の種類は分からない。
これは熟し過ぎた渋柿の「ヘタ」を取って、焼酎をそこに塗り、密封して冷蔵庫へ。
一週間置いてみた。
実は、自分で渋柿を育てたくて、「ハチヤ」という苗木を植えてある。 今までに最高の収穫は、1年で6個、これが2回あった。 今年は付いた実が全て落ちてしまった。
有り難いことに、「捨てる神あれば〜」という話そのままに、偶然「ハチヤ」を頂くことになった。 こんな形の大きな柿。
これも干している!