例えば草か木か、どちらなんだろう。 イメージが湧かない。 根も幹も、枝も葉も無いならば木だと思う。 「幹」ではなくて「茎」なら、木のイメージにはならない。
考えてみたけれど、たぶんどちらでも良いのだろう。 根はその根幹の部分であり、葉というのはそれに立脚する最先端の部分をさしている、だから途中の部分について言及しなくても良い。
だから、「根も葉もない」というのは、元のところから一番先まで、最初から最後まで、ほんの少しも信用すべきところがない、という意味として使うのだろうか。
落ち葉は、根元に落ちる。
風に吹き飛ばされることもあるし、ハトが舞い降りれば煽られる。
根元に落ちた葉は、そこに留まればやがて腐敗し、自らの栄養になるという。
つまり、循環している。
だから根も葉も在る様子は、良い景色。
Stacey Kent - "Isn't This A Lovely Day?"