現在、庭で最も人気があるのは(虫を集めているのは)、この花。 つまり、蜜を供給しているということなのだろう。 特に、シジミチョウがたくさん来る。
大賑わいの様子は、さながら、チョウチョが踊るFandango。
で、この花は何の花?
葉っぱからミントの種類と分かる。 この葉でミントティーなども作る。 でも、種類が多くて何というミントか分からない。
あまりに元気で馬鹿みたいに増える様子から「バカミント」なんて呼んでいるが、もちろんこれは冗談で、本当の名前が分かれば、その名を呼びたいところ。
一芯二葉で摘むのは難しい。 それだけでもお茶になるし、紅茶などに合わせても面白い。
小さなシジミチョウに混じってその倍以上の大きさの蝶が来る。 同じ種類の仲間かもしれないが分からない。 この蝶が停まっているときは、他に紛れているのだけれど、飛び立つと眼が追いかける。 一瞬で色が変わるからだ。 白い茫洋とした模様が鮮やかに変身する。
最初は意味が分からなかったが、羽根の色が表裏で大きく違っているのだった。
これこそ「豹変」。 こちらも、いざというときに羽根を広げ、「どうよ!」と言ってみたいものだが、それは叶わぬ夢だろう。
蝶に眼を奪われてしまったかもしれない。 肝心の花はこんな様子。 日陰に咲いた若い花を撮っておいた。
どのファンダンゴを紹介するか、迷った。 ミニュエットだけじゃないのよ、ということでボッケリーニ(1743~1805、ハイドンやモーツァルトと同時代のイタリアの作曲家、チェロの名人)。