茗荷の花というよりは、「花の咲きかけた茗荷」が正しいだろう。 これを探すのも楽しくて「マイブーム」。 でも、年齢的にその言葉は使いにくい。 日本ではこれをブレイク/ブレークと表現することも出来る。 この場合、元の言葉は「breakthrough」の前半部である「break」のことだろう。
面白いことに、この逆の意味に近く使われる言葉にブレーキ/ブレイクがある。 こちらは「brake」、制動のブレーキ。
例えば「駅伝」などを見ていて思う。 メンバーの誰かがブレークすれば勝利に繋がる。 誰かがブレーキになれば敗北に繋がる。 使用され始めた時期による発音の差異が、言葉を言い分ける結果となった。 これって目出度い?
アート・ブレイキというドラマーがいた。 芸術をストップさせちゃうわけではない。
アートは「S&G」のアート・ガーファンクルと同じく、Arthurのことだろう。
Art Blakey。 こちらのブレイキは「R」のところが「L」。 だから、前出の意味とはまったく関係がない。
彼の代表作のひとつに「モーニン」(作曲者はボビー・ティモンズ)があるが、これは「Morning」ではなく「Moaning/Moanin'」、「朝」ではなく「うめき」かな。
涼しい話を届けようと思ったのに、(悪い癖で)ややこしいところへ迷い込み、暑苦しい話になってしまった。
舵を切り替えたい。
この「茗荷の金魚」を赤梅酢で染めてみた。 もっと金魚になった。
今年は冷たい料理が流行っているという。 これは、尾頭付きの「冷やしラーメン」。 けっして「ヒヤチュー」ではない。
「中国料理」に「中華料理」という言葉を使いたくない。
でも、「ヒヤチュー」の言い換えは難しい。
では、みなさん、暑いので呻いちゃってください。