暖冬予想だったのに、気温は低かったと感じている。 その言葉に希望を託していたので、裏切られた気分になってしまう。 謝って欲しいと考えている。 そんな先の分からないことに、言及しなければ良いのではないだろうか? 桜の開花予想も止めるそうだが、それで良いと思う。
先日、チリで大きな地震が起きた。 50年前の「チリ津波」には、大いに驚かされたことを思い出す。 今回も「津波」が地球の反対側からやって来た。 幸い、こちらでは人的被害は無かったようだが、水の力は圧倒的なので、物的被害が出てしまう。
時間的余裕があり過ぎたためか、避難がうまくいかないケースもあったと聞いている。 直接の被害を経験していない者には、事の重大さは身に染みて分かってはいない。
気象庁の避難勧告が過剰だったと批判が出たそうだ。 その件で、同庁が謝罪したというニュースを見た。 暖冬予報が間違いだったことは謝ってほしいが、それとこれとは話が違うのではないだろうか。
これは、謝る問題ではないと思う。
「雛祭り」が来れば、本格的な春となる。 東京の最低気温が「6℃」ということだった。 札幌が「マイナス4℃」というから北国の春はまだ遠い。 しかし、小笠原では元日が「海開き」という。
国中が一気に変わるより良いのではないだろうか。 桜の開花予想はなくても、開花のニュースは時間を掛け、徐々に北上してゆく。 だから、それを楽しもう。