現在は、みなさんご存知の四旬節(Lent/レント)、それが過ぎると復活祭というものが行なわれるらしい、関係者の方々には待ち遠しいものだろう。 謝肉祭で思い切り肉料理など食べて、40(四旬)日以上の節制を我慢して、復活祭を迎えるという段取りになるようだ。 わたしたちが知っているキリスト教の祭りとしては、クリスマスが一番有名だろう。 それを待つのがアドヴェント。
その期間にドイツではシュトレンという焼き菓子があるらしい。 彼の地では、これをクリスマスに向かって少しずつ食べるという。 徐々に祭りに近づく気分を盛り上げてゆくのだろう。 もういくつ寝ると・・・、指折り数えて待つ。
そのシュトレン、言葉としてはトンネルみたいな意味らしいが、ベンチタイム後の最後の成形が布を折ったようになる。 それを幼子が産着にくるまれた様子に見立てるらしい。
この状態のアミを見て奥様のひと言、「アミのシュトレン」。 即、撮影。
アミは、人が起きている時間には、だいたい一緒に居間で過ごす、といっても殆ど寝ている。 人が寝る時間になったら、その気配で起き出して、自分のベッド(人のベッドの隣)に行くこともあるし、それ以前に、早くベッドルームに行こうよ、という態度のときもある。
時折、心底眠り込んでいることもあり、そのまま放っておいてもよいのだが、抱きかかえて猫のベッドへ運んで行くことになる。
人はときとして、まったく考えもしない言葉を聞かされると、その意味を理解するのに時間が掛かってしまうことがある。 このときも、そうだった。
女 「アミだけお姫様抱っこでいいなぁ〜」
男 「はい・・・・・?・・・・・!」
なんと、まぁ、この発想、理解不能である。