Golden Moment
Canadians Scott Moir and Tessa Virtue on Monday became the first North American couple to ever win an Olympic ice dance gold medal. Americans Meryl Davis and Charlie White took silver. Photo: DIMITAR DILKOFF/AFP/Getty Images 2 月 22, 2010
月曜日、カナダ人のスコット・モイヤーとテッサ・ヴァーチューは、オリンピックのアイスダンスで北米初の金メダリストになった。 アメリカのメリル・デイビスとチャーリー・ホワイトは銀メダルを得た。
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この情感溢れる写真が全てを物語る。 良い出来だった。
大陸間の闘いという概念は持ち合わせていなかったが、ヨーロッパからではなく、初めて北米から優勝者が出たことが、大きな話題になったようだ。 しかも、金・銀。 ロシアのオクサナ・ドムニナとマキシム・シャバリンが銅メダルを得て、ヨーロッパ勢の体面を保った、という形だ。
フィギュアスケートは長い期間見てきているが、我が家での一番人気は「アイスダンス」。 ペアの、やり過ぎと思えるくらいのアクロバティックな演技には少し違和感がある。 ダンスもその傾向が無くはないけれど、ルール上の決まりで限度が与えられている。
美男美女が身体を寄せ合い、濃密な時間が音楽と共に流れてゆく。
来シーズンからはコンパルソリーダンスとオリジナルダンスが廃止され、新しい形態になるそうだ。 コンパルソリーは同じ課題曲を全組がステップのみで競い合う、それ故、優劣が見分けられ、最高に面白いものだった。 ソロ部門で、図形を描く本来のフィギュアが廃止されたのと同様の傾向といえる。
贔屓のタニス・ベルビンとベンジャミン・アゴスト組は4位だったが、タニスが美人過ぎることも、ひとつの問題のように思えた。 整った美人には、際立つ個性が無い、というのか、役を演じても綺麗事に見えるようで気の毒だ。
男子の結果には一悶着起こっているそうだ。 「4回転を飛ばなくてはならない」とするプルシェンコの意見も分かる、4回転を回避して「金メダル」を得たライサチェックを批判しても良いが、メダル授与式でのプルシェンコの態度には興醒めした。 銅メダルの高橋と握手した後、一番高い台に登り、そこから銀メダルの台へ移動したのだ。 これでは、過去の輝きが失せてしまうだろう、残念なシーンだった。
採点には、優勝者以外は不満を持ってもおかしくない。 しかし、それを受け入れなければ自分の価値も失われる。
さて、女子も始まった。 マオの今シーズン、ショートでの不調は日本中を震撼させていた。 彼女の滑走順が近づくにつれ、大いにドキドキさせられてしまった。
期待通り、彼女はやるべきことをやり遂げた。 あとは、思い通りにフリーの演技に臨んでほしい。
「女子ショートの採点については?」
「そりゃ、大いに不満がありますよ。 だってねぇ、先ず第一に・・・でしょ、それでもって・・・、ということはさぁ・・・で・・・」。 話は尽きないのである。
バンクーバー冬季五輪、フィギュアスケートの日程と結果、完璧な資料
Figure Skating Schedule and Results
LIFE から新しい情報が配信されてきたので、追加
S. Korea's Kim Yu-Na Sets Record, Grabs Lead
Gold-medal favorite Kim Yu-Na set a world record in the women's figure skating short program in Vancouver, scoring 78.5 points to grab the lead entering Thursday's free skate.
Photo: YURI KADOBNOV/AFP/Getty Images 2 月 23, 2010