これこそ「萌え」という言葉が似合うシャンパーニュだ。
「モエ・エ・シャンドン」はフランスの巨大コングロマリット「LVMH」の傘下にあるが、
この会社が所有するブランドには驚かされる。好きな人は萌え尽きてしまうのではないか。
「聖ニコラ」、ラテンの地域で「サン・ニコラ」。 ラテン語ではニコラウスだろうか。 彼は後の「サンタクロース」である。 聖ニコラウス、つまりセント・ニコラウス。 世界にいろいろなクリスマスがあるように、プレゼントについても、配られたり、交換し たりする行為が、いろいろな形で行なわれているようだ。
現在の日本で、わたしたちが何も考慮せずに思い浮かべるサンタクロースの形は、200年
ほどの歴史があるという。 その姿にしても世界共通のものではない。 各国それぞれ。
さて、イヴの夜の食事だが、我が家では「ピッツァ」だった。 これは限定的に当地では
「洒落」として通用する。
当地に縁のあるキリスト教の聖人は、なんといっても「ニコラ」なのだ。
日本の「老舗ピザハウス」が横田基地横、16号線沿いにある。
その名を「ニコラス・ピザハウス」と言った。 ニコラ・ザペッティが開いた店である。
彼はイタリア系のアメリカ兵で占領軍の一員だった。
現在は訳あって「ニコラス」と名乗れない理由があるらしい。 しかし、この件について
詮索や口出しは無用だ。
興味のある方は「東京アンダーワールド」に詳しく書かれているので、そちらを。
(これは「菊とバット」で有名な Robert Whiting の著作である)
「ニコラス」は木造平屋建て、キアンティの瓶がたくさんぶら下がった薄暗い店内。
「ニコラ」は場所を少し動いたが、どちらも我が家から5分以内というところ。
雰囲気はだいぶ違う。 こぎれいで、昔を知る者にはちょっと肩すかし、だろうか。
その分、客層は広がったのではないかと思う。
以上のような理由で、当地のクリスマスでは通用するシャレとなる。
「聖ニコラ」を讃えて、我が家ではピッツァとなった。
写真は「クリスマスの朝起きて、こんな景色が見えたら嬉しいな」という単純な願望だが、
期限無しで受け付けることにしたい。来年の誕生日になればこのケースが10箱必要になる。
サンタみたいに赤い衣装は着たくない、祝いならこのピンクにしたいものだ。
何の話かって? 寅年生まれなので、来年はトシオトコとなるのだ・・・。
Musik
Ave Maria にはたくさんの曲があるけれど、カッチーニの曲を
聖チェチーリア音楽院卒業の「スミ・ジョー」の歌で